ひろせき電鉄1010系電車

ひろせき電鉄1010系電車は2020年10月より能勢電鉄、阪急電鉄より1000系の先頭車4両を購入し、自社で電装化させて誕生させた車両である。
概要

2021年の優等列車運転開始によるサービス拡大に伴い、通勤列車を増発すべく、発足当初の広関高原電鉄は製造費用を抑えるべく中古車両、廃車車両の有効活用として車体の再利用を進めていた。そこで長らく京青電鉄旧和泉整備所にて保管されていた元能勢電鉄1000系に当時廃車になった8000系の制御機器やクーラーを再利用した。補助電源装置は京青3200形の廃車発生品のSIVを再利用、それ以外の内装、運転台、台車はそのまま利用されている。
これにより能勢電鉄仕様の1000-1050、阪急電鉄仕様の1011-1051が誕生、ただし1000Fはデビュー当初はクリーム1色で運用され、扉周りがオレンジ色に塗られたのは翌年の2021年6月、そして正式な能勢電鉄色となったのは後述の4両固定編成化された2023年のことであった。

運用

2021年4月6日の豊晴交通線との相互直通運転開始と同時にデビューし、2社間の相互直通運用に入り、朝夕は2編成併結の4両編成、日中は単独の2両編成で使用され、有効に活用されていた。しかし、旅客需要が高まると次第に2両編成単独で運用する機会が少なくなり、2023年に4両編成に固定化されることになった。
4両固定編成化後は一時期静川鉄道直通列車の運用に入っていた時期もあるが、現在は豊晴交通線との2社間直通列車運用専用車両として戻っている。

4両固定化工事

旅客需要が高まったため、2両編成単独で使用されなくなった1010系は車両定員の確保のため、2023年1月より4両固定編成化工事が行われ、1050,1011の運転台を切断し、新たに切妻の妻面が接合された。また、晩年の能勢電鉄時代に統一されるため、1051は1050の部品を利用して能勢電鉄時代の前面に改装された。さらにクハ1050→サハ1030、モハ1011→モハ1081に改番が行われた上、同年6月に正式な能勢電鉄塗装出場した。同時に方向幕は新種別の通勤快速が追加され、英字表記も追加された。

更新、リニューアル工事

当初、数年後に中古の新形式車両で置換える方針としていたが、予定が変更され、1010系はリニューアルによる延命工事が行われることになった。工事内容は以下の通りである。
・1000,1051の車端部に車椅子スペースの設置
・扉上にドアチャイム、簡易LCDの設置
・前面貫通扉は阪急リニューアル車に似立てた大窓のタイプに交換
・デジタル無線アンテナ設置
・標識灯類のLED化
・電子笛の設置
・電動空気圧縮機の交換
・クーラーのキセを更新タイプに交換

これにより、当面の間は継続して使用されることが決定した。

  • 最終更新:2012-03-19 18:51:29

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