ひろせき電鉄800形電車

ひろせき電鉄800形電車は2023年9月に銚子電鉄デハ800形を整備した上でみなと線普通用車両として導入された車両である。
概要
銚子電鉄の新型車両2000形導入によって廃車となった車両を動態保存目的でひろせき電鉄に導入することになり、イベント用として新川検車区に保管されているが、デハ801に関しては扉位置が他形式の700形や1000形と共通していることから、電装品などを交換し、内装を整備した上で定期運用に入ることとなった。
なお、電装品は1000形のVVVF制御化で余剰となったものを流用している。
9月21日に豊洲港に搬入され、上記の工事、ATS設置などの改造は豊洲分室内で行われ、9月25日にはデハ801を先頭にデハ701・702・301、後部にモワ2250形を連結したプッシュプル牽引で大和田検車区に回送された。
主に増結用として使用されるため、大和田検車区到着後に貫通側の運転台は撤去され、乗務員扉も外見上はそのままであるが、埋められている。なお、前照灯などの灯具類は撤去されることなく、原型をとどめている。

運用
2023年10月14日より営業運転開始、主に1000形や700形の増結相手として使用され、平日の朝夕ラッシュ、休日の終日運行に使用されている。今後、600形などによる車両置換が進められるが、本車両は動態保存目的であるため、非冷房車であっても1000形の置換えが優先される。

  • 最終更新:2011-02-21 02:22:20

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